ピアツーピア(P2P)アプリケーションを使用すると、デバイスは同じ通信においてクライアントとサーバの両方として動作できます(図を参照)。 このモデルでは、すべてのクライアントがサーバであり、すべてのサーバがクライアントです。 どちらも通信を開始でき、通信プロセスでは対等と見なされます。 ただし、P2P アプリケーションでは、それぞれのエンド デバイスがユーザ インターフェイスを提供し、バックグラウンド サービスを実行する必要があります。 特定の P2P アプリケーションを起動すると、アプリケーションは必要なユーザ インターフェイスとバックグラウンド サービスを読み込みます。その後、デバイスは直接通信できるようになります。
一部の P2P アプリケーションで使用されるハイブリッド システムでは、リソース共有は分散されますが、リソースの場所を示すインデックスは 1 つのディレクトリに格納されます。 ハイブリッド システムでは、各ピアがインデックス サーバにアクセスして、他のピアに保存されているリソースの場所を取得します。 インデックス サーバは 2 つのピアを接続する役にも立ちますが、接続された後の通信は 2 つのピアの間で行われ、インデックス サーバと再度通信する必要はありません。
P2P アプリケーションは、P2P ネットワーク、クライアント/サーバ ネットワーク、およびインターネット経由で使用できます。