テキスト キャプチャ(Tera Term)によるバックアップの設定

コンフィギュレーション ファイルは、Tera Term を使用してテキスト ファイルに保存およびアーカイブできます。

手順は次のとおりです(図を参照)。

手順 1: [File] メニューの [Log] をクリックします。

手順 2: ファイルを保存する場所を選択します。 テキストのキャプチャが開始されます。

手順 3: キャプチャが開始されたら、特権 EXEC プロンプトで show running-config または show startup-config コマンドを実行します。 ターミナル ウィンドウに表示されるテキストが、選択したファイルに記録されます。

手順 4: キャプチャが完了したら、[Tera Term: Log] ウィンドウの [Close] を選択します。

手順 5: ファイルを表示して、破損していないことを確認します。

テキスト コンフィギュレーションの復元

設定内容はファイルからデバイスにコピーできます。 テキスト ファイルからコピーしてターミナル ウィンドウ内に貼り付けた場合、IOS は設定内容の各行をコマンドとして実行します。 したがって、ファイルを編集して、暗号化されたパスワードをプレーン テキストにし、「--More--」や IOS メッセージなどのコマンド以外のテキストを削除する必要があります。 この操作については実習で説明します。

さらに、CLI で、ターミナル ウィンドウ内に貼り付けられるテキスト ファイルのコマンドを受け取るように、グローバル コンフィギュレーション モードでデバイスを設定する必要があります。

Tera Term を使用している場合は、次の手順を実行します。

手順 1: [File] メニューの [Send file] をクリックします。

手順 2: デバイスにコピーするファイルを見つけ、[Open] をクリックします。

手順 3: デバイスにファイルが貼り付けられます。

ファイル内のテキストは CLI コマンドとして適用され、デバイスの実行コンフィギュレーションになります。 これは、手動でルータを設定するための便利な方法です。