無線クライアントの設定
無線ホスト(クライアント)とは、無線 NIC と無線クライアント ソフトウェアを備えたあらゆるデバイスです。 このクライアント ソフトウェアによって、ハードウェアが無線 LAN に参加できるようになります。 デバイスとしては、一部のスマート フォン、ラップトップ、デスクトップ PC、プリンタ、テレビ、ゲーム システム、タブレット コンピュータなどがあります。
無線クライアントを無線 LAN に接続するためには、クライアントのコンフィギュレーション設定が無線ルータのものと一致している必要があります。 これには、SSID、セキュリティ設定、チャネル情報(チャネルが手動で設定された場合)などが含まれます。 これらの設定は、クライアント ソフトウェアで指定されます。
使用される無線クライアント ソフトウェアは、デバイスの OS に統合されたソフトウェアか、または無線 NIC との対話用に特別に設計された、スタンドアロンでダウンロード可能な無線ユーティリティ ソフトウェアです。
クライアント ソフトウェアを設定した後は、クライアントと AP 間のリンクを確認します。
無線リンク情報の画面を開くと、接続伝送速度(データ レート)、接続ステータス、使用される無線チャネルなどの情報が表示されます(図を参照)。 [接続情報] の機能が使用できる場合は、無線信号の現在の信号強度と品質が表示されます。
また、無線接続のステータスを確認するために、データを実際に送信できることを確認します。 正常なデータ送信を確認するための最も一般的なテストの 1 つが、ping によるテストです。 ping が成功すれば、データ伝送ができます。