ネットワーク技術者は、デバイスに接続して設定することができます。 ネットワーク技術者は、IOS のさまざまなモードの間で移動する必要があります。 Cisco IOS のモードは、スイッチとルータで非常に似ています。 CLI のモードは階層構造になっています。
最も基本的なものから最も特殊なものまでの階層の中で、主要なモードとしては次のものがあります。
- ユーザ実行(ユーザ EXEC)モード
- 特権実行(特権 EXEC)モード
- グローバル コンフィギュレーション モード
- インターフェイス コンフィギュレーション モードなどの特殊なコンフィギュレーション モード
各モードは、それぞれ固有なプロンプトを持っており、そのモードでのみ利用可能なコマンド セットで特定のタスクを遂行するために使用されます。 たとえば、グローバル コンフィギュレーション モードでは、技術者がデバイス全体に影響するデバイスの設定項目(デバイスの名前など)を設定できます。 ただし、たとえばネットワーク技術者がスイッチ上の特定のポートのセキュリティ設定項目を設定する場合は別のモードが必要になります。 その場合、ネットワーク技術者は、そのポートのインターフェイス コンフィギュレーション モードに切り替えなければなりません。 インターフェイス コンフィギュレーション モードで入力されたすべての設定内容は、そのポートだけに適用されます。
階層構造はセキュリティを提供するように設定できます。 階層モードごとに異なる認証が要求されるようにすることができます。 これにより、ネットワーク担当者に付与できるアクセスのレベルが制御されます。
この図は、IOS モードの構造と代表的なプロンプトと機能を示しています。