ネットワーク動作の確認およびトラブルシューティングを行うためには、デバイスの動作をチェックする必要があります。 基本的なチェック コマンドは show コマンドです。
このコマンドには多くのバリエーションがあります。 IOS に関するスキルを磨きながら、show コマンドの出力の使い方や解釈を学んでください。 show ? コマンドを使用して、 特定のコンテキストまたはモードで使用可能なコマンドのリストを取得します。
一般的な show コマンドは、シスコ スイッチまたはシスコ ルータの構成部分の設定、動作、およびステータスに関する情報を提供できます。 図では、一般的な IOS コマンドのうちのいくつかを取り上げています。
このコースでは、基本的な show コマンドに重点を置いて説明します。
非常によく使用される show コマンドは、show interfaces です。 このコマンドは、デバイスのすべてのインターフェイスの統計情報を表示します。 特定のインターフェイスの統計情報を表示するには、show interfaces コマンドの後ろに該当するインターフェイス タイプとスロット/ポート番号を入力します。 次に例を示します。
Switch# show interfaces fastethernet 0/1
ネットワーク技術者がよく使用する他のいくつかの show コマンドは次のとおりです。
show startup-config - NVRAM に保存されているコンフィギュレーションを表示します。
show running-config - 現在の実行コンフィギュレーション ファイルの内容を表示します。
More プロンプト
コマンドの出力が 1 画面に収まらない場合は、画面の下部に --More-- プロンプトが表示されます。 --More-- プロンプトが表示されたら、Space バーを押して、出力の次の部分を表示します。 次の行だけを表示するには、Enter キーを押します。 それ以外のキーを押すと、出力がキャンセルされて、プロンプトに戻ります。