スイッチまたはルータで最もよく使用されるコマンドの 1 つが次のコマンドです。
Switch# show version
このコマンドは、現在ロードされている IOS バージョンに関する情報と、ハードウェアおよびデバイス情報を表示します。 ルータまたはスイッチにリモートからログインする場合、show version コマンドは、接続先のデバイスに関する有用なサマリー情報をすばやく得るための優れた手段です。 このコマンドで表示される情報項目の一部を以下に示します。
- ソフトウェア バージョン - IOS ソフトウェアのバージョン(フラッシュ メモリ内に格納されているもの)
- ブートストラップ バージョン - ブートストラップのバージョン(ブート ROM に格納されているもの)
- システム稼働時間 - 前回のリブートからの経過時間
- システム再起動情報 - 再起動の方法(電源の再投入、クラッシュなど)
- ソフトウェア イメージ名 - フラッシュ メモリに格納されている IOS ファイル名
- ルータ タイプとプロセッサ タイプ - モデル番号とプロセッサ タイプ
- メモリのタイプと割り当て(共有/メイン) - メイン プロセッサ RAM と共有パケット I/O バッファリング
- ソフトウェア フィーチャ - サポートされるプロトコル/フィーチャ セット
- ハードウェア インターフェイス - デバイス上の使用可能なインターフェイス
- コンフィギュレーション レジスタ - ブートアップ仕様、コンソール速度、および関連パラメータを設定する
図 1 は、Cisco 1941 ISR に関する出力を示しています。図 2 は、Cisco Catalyst 2960 スイッチに関する出力を示しています。