テキスト キャプチャによるバックアップ コンフィギュレーション

実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存することに加え、コンフィギュレーション ファイルをテキスト ドキュメントに保存およびアーカイブすることもできます。 この手順により、コンフィギュレーション ファイルのワーキング コピーを編集や後で再利用するために使用できるようになります。

図 1 では、Tera Term を使用して、コンフィギュレーション ファイルをテキスト ドキュメントに保存およびアーカイブできます。

この手順は次のとおりです。

図 2 を見ると、HyperTerminal を使用してファイルをテキスト ドキュメントに保存およびアーカイブする方法がわかります。

テキスト コンフィギュレーションの復元

コンフィギュレーション ファイルは、ストレージからデバイスにコピーできます。 端末にコピーした場合、IOS は、コンフィギュレーション テキストの各行をコマンドとして実行します。 ファイルをコピーする前に、おそらく編集する必要があるでしょう。 暗号化されたパスワードをプレーン テキストに変更し、パスワードの暗号化を指定するパラメータ(5 番または 7 番)を削除するのが望ましいでしょう。 「--More--」や IOS メッセージなどの非コマンド テキストは削除する必要があります。 この操作については実習で説明します。

さらに、CLI で、コピーされたテキスト ファイルからコマンドを受け取るようにデバイスをグローバル コンフィギュレーション モードで設定する必要があります。

Tera Term を使用している場合は、次の手順を実行します。

ファイル内のテキストは CLI コマンドとして適用され、デバイスの実行コンフィギュレーションになります。 これは手入力でデバイスを設定するための便利な方法です。