ネットワーク通信は、エンド ユーザ デバイスのインターフェイス、ネットワーク デバイスのインターフェイス、およびそれらを接続するケーブルによって異なります。

そのインターフェイスの仕様もしくは規格が定義されています。インターフェイスに接続するケーブルは、そのインターフェイスの物理標準に準拠するように設計されたものでなければなりません。 ネットワーク メディアの種類としては、ツイストペア銅ケーブル、光ファイバ ケーブル、同軸ケーブル、および無線があります。 ネットワークの機能や利点は、ネットワークの種類によって異なります。 すべてのネットワークが同じ特性を持つとは限らず、用途もそれぞれ異なります。 たとえば、メディアの種類によって次のような違いがあります。

インターネットの各リンクには、それぞれ特定の種類のネットワーク メディアが必要であるだけでなく、特定のネットワーク テクノロジーも必要です。 イーサネットは、現在使用されている最も一般的なローカル エリア ネットワーク(LAN)テクノロジーです。 イーサネット ポートは、エンド ユーザ デバイスおよびスイッチ デバイス上にあるほか、ケーブルを使用してネットワークに物理的に接続できるその他のネットワーク デバイス上にもあります。 イーサネット ポートを使用してデバイスを接続するケーブルの場合は、ケーブルに正しいコネクタ(RJ-45)が付いていなければなりません。

Cisco IOS スイッチには、デバイスを接続する物理ポートがありますが、それに加えて、1 つ以上のスイッチ仮想インターフェイス(SVI)があります。 これらが仮想インターフェイスと呼ばれるのは、関連付けられたデバイスに物理ハードウェアが存在しないからです。SVI はソフトウェアで作成されます。 仮想インターフェイスは、IPv4 を使用してネットワーク経由でリモートからスイッチを管理する手段を提供します。 各スイッチには、デフォルトの「アウトオブザボックス」コンフィギュレーションで提供される SVI が 1 つ用意されています。このデフォルト SVI はインターフェイス VLAN1 です。