ループバックのテスト
図 1 は、テスト シーケンスの最初のステップを示しています。 ローカル ホストの内部 IP 設定を確認するために ping コマンドを使用しています。 このテストは、ループバックと呼ばれる予約済みアドレス(127.0.0.1)に対して ping コマンドを使用することで達成されます。 ループバック アドレス 127.0.0.1 は、パケットをホストにルーティングする予約済みアドレスとして TCP/IP プロトコルで定義されています。
ping コマンドは、ローカル ホストで次の構文を使用してコマンド ラインに入力します。
C:\> ping 127.0.0.1
このコマンドを実行すると、次のような応答が返ります。
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<1ms TTL=128
Ping statistics for 127.0.0.1:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms
この結果は、それぞれが 32 バイトの 4 つのテスト パケットが送信され、1 ミリ秒未満の時間でホスト 127.0.0.1 から返されたことを示しています。 この成功した ping 要求により、ネットワーク インターフェイス カード、ドライバ、および TCP/IP 実装がいずれも正しく動作していることが確認されます。
図 2 で、ループバック アドレスをテストするコマンドの入力を試してみてください。