インターネット学会(ISOC)は、オープンな開発、発展、およびインターネット利用を世界中で推進する役目を担います。 ISOC は、インターネットの技術インフラストラクチャを対象とした規格およびプロトコルのオープンな開発の普及に努め、インターネット アーキテクチャ委員会(IAB)の監督なども担当します。
インターネット アーキテクチャ委員会(IAB)は、インターネット規格の全体的な管理および開発を担当します。 IAB は、インターネットで使用されるプロトコルおよびプロシージャのアーキテクチャを監視します。 IAB は、インターネット技術特別調査委員会(IETF)の議長を含む 13 人の会員で構成されます。 IAB の会員は個人会員であり、企業、機関、または他の団体を代表するものではありません。
IETF の業務は、インターネットおよび TCP/IP テクノロジーを開発、更新、および保守することです。 IETF の重要な業務の 1 つに、インターネット用のプロトコル、プロセス、およびテクノロジーを規定する資料である RFC(Request for Comments)ドキュメントを作成することがあります。 IETF は、IETF 仕様およびガイドラインの主要な開発機構である作業グループ(WG)から構成されます。 WG は永続的なものではなく、グループの目標を達成すると解散します。 Internet Engineering Steering Group(IESG)は、IETF とインターネット標準プロセスの技術面からの管理を担当します。
Internet Research Task Force(IRTF; インターネット リサーチ タスク フォース)は、インターネットおよび TCP/IP プロトコル、アプリケーション、アーキテクチャ、およびテクノロジーに関連する研究調査を長期にわたって行うことを主な業務とします。 規格作成に関する短期的な課題に焦点を当てる IETF に対し、IRTF は、長期的な開発に取り組む研究調査グループで構成されます。 たとえば、現在組織されている研究調査グループには、Anti-Spam Research Group(ASRG)、Crypto Forum Research Group(CFRG)、Peer-to-Peer Research Group(P2PRG)、Router Research Group(RRG)などがあります。