ポイントツーポイント ネットワークで通信しているエンド ノードどうしは、複数の中継装置を介して物理的に接続されている場合があります。 ただし、ネットワーク内の物理デバイスの使用は論理トポロジには影響しません。

図 1 に示すように、送信元ノードと宛先ノードは地理的な距離を隔てて間接的に接続されている場合があります。 場合によっては、ノード間の論理接続が仮想回線と呼ばれるものを形成することがあります。 仮想回線は 2 台のネットワーク デバイス間のネットワーク内に作成された論理接続です。 仮想回線の両端にある 2 台のノードは互いにフレームを交換します。 これは、フレームが中継装置を経由して転送される場合にも行われます。 仮想回線は、一部のレイヤ 2 テクノロジーで使用される重要な論理通信構造です。

データ リンク プロトコルで使用されるメディア アクセス方式は、物理トポロジではなく論理ポイントツーポイント トポロジによって決まります。 これは、2 つのノード間の論理ポイントツーポイント接続が必ずしも 1 つの物理リンクの両端にある 2 つの物理ノードの間にあるとは限らないことを意味しています。

図 2 は、2 台のルータ間の物理デバイスを示しています。