二重設定が正しく行われていることに加え、各ポートに適切なケーブル タイプが定義されている必要もあります。 かつて、スイッチとスイッチ、スイッチとルータ、スイッチとホスト、ルータとホスト デバイスなど、特定のデバイス間の接続には、特定のケーブル タイプ(クロスオーバーまたはストレート型)を使用する必要がありました。 しかし、現在のほとんどのスイッチ デバイスは、Auto-MDIX(Automatic Medium-Dependent Interface crossover)機能を有効にする mdix auto インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを CLI でサポートしています。

Auto-MDIX 機能が有効になっている場合、スイッチでは銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。 そのため、スイッチ上の 10/100/1000 銅線ポートへの接続には、接続先のデバイスの種類にかかわらず、クロス ケーブルとストレート ケーブルのどちらでも使用できます。

Auto-MDIX 機能は、Cisco IOS Release 12.2(18) SE 以降を実行するスイッチではデフォルトで有効になっています。 Cisco IOS の 12.1(14) EA1 ~ 12.2(18) SE のリリースでは、Auto-MDIX 機能がデフォルトで無効になっています。