Windows ホストでは、route print または netstat -r コマンドを使用してホストの ルーティング テーブルを表示できます。 どちらのコマンドも同じ出力を生成します。 最初はわかりにくいかもしれませんが、慣れてくるとすぐに理解できます。
netstat -r コマンドまたは同等の route print コマンドを入力すると、現在の TCP/IP ネットワーク接続に関する 3 つのセクションが表示されます。
- インターフェイス リスト:ホストのすべてのネットワーク対応インターフェイス(イーサネット、Wi-Fi、Bluetooth アダプタなど)のメディア アクセス制御(MAC)アドレスと割り当てられているインターフェイス番号がリストされます。
- IPv4 ルート テーブル:直接接続、ローカル ネットワーク、ローカル デフォルト ルートなど、すべての既知の IPv4 ルートがリストされます。
- IPv6 ルート テーブル:直接接続、ローカル ネットワーク、ローカル デフォルト ルートなど、すべての既知の IPv6 ルートがリストされます。
注:コマンド出力は、ホストの設定方法およびインターフェイスのタイプによって異なります。
図に、コマンド出力の IPv4 ルート テーブル セクションを示します。 出力が次の 5 つの列に分かれていることを確認してください。
- Network Destination:到達可能ネットワークのリスト。
- Netmask:ネットワークの特定方法と IP アドレスのホスト部分をホストに通知するサブネット マスクのリスト。
- Gateway:リモート ネットワーク宛先に到達するためにローカル コンピュータで使用されるアドレスのリスト。 宛先が直接到達できる場合、この列には「on-link」と表示されます。
- Interface:ネットワーク宛先に到達するために使用されるゲートウェイにパケットを送信するために使用される物理インターフェイスのアドレスのリスト。
- Metric:各ルートのコストのリスト。宛先へのベスト ルートの決定に使用されます。