show version コマンドを使用すると、ルータの基本ハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントの一部を確認してトラブルシューティングできます。 このコマンドは、現在ルータで実行されている Cisco IOS ソフトウェアのバージョン、ブートストラップ プログラムのバージョン、ハードウェアの構成(システム メモリ量を含む)に関する情報を表示します。

show version コマンドからの出力:

show version コマンドの最後の行は、ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタの現在の設定値を 16 進数で表示します。 カッコの中に第 2 の値が表示される場合は、次のリロードのときにコンフィギュレーション レジスタの値が使用されることを意味します。

コンフィギュレーション レジスタには、パスワードの回復などの複数の用途があります。 コンフィギュレーション レジスタの工場出荷時のデフォルト設定は、0x2102 です。 この値は、ルータが Cisco IOS ソフトウェア イメージをフラッシュ メモリからロードしようと試み、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを NVRAM からロードすることを示しています。