ルータに到達できるようにするには、ルータ インターフェイスを設定する必要があります。 したがって、特定のインターフェイスを有効にするには、interface type-and-number グローバル コンフィギュレーション モード コマンドを使用してインターフェイス コンフィギュレーション モードに入ります。
シスコ ルータでは多くの種類のインターフェイスを使用できます。 この例では、Cisco 1941 ルータには 2 つのギガビット イーサネット インターフェイスと、2 つのインターフェイスで構成される 1 つのシリアル WAN インターフェイス カード(WIC)があります。インターフェイスの名前は次のとおりです。
- Gigabit Ethernet 0/0 (G0/0)
- Gigabit Ethernet 0/1 (G0/1)
- Serial 0/0/0 (S0/0/0)
- Serial 0/0/1 (S0/0/1)
ルータ インターフェイスを有効にするには、次のように設定します。
- IPv4 アドレスとサブネット マスク:ip address address subnet-mask インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、IP アドレスとサブネット マスクを設定します。
- インターフェイスのアクティブ化:デフォルトでは、LAN および WAN インターフェイスはアクティブ化されません。 no shutdown コマンドを使用してインターフェイスをアクティブ化する必要があります。 これは、インターフェイスの電源投入と似ています。 インターフェイスは物理層がアクティブになるように別のデバイス(ハブ、スイッチ、別のルータ)に接続する必要があります。
必須ではありませんが、ネットワーク情報を記録するため各インターフェイスの説明を設定することを推奨します。 説明テキストは 240 文字に制限されています。 実稼働ネットワークでは、インターフェイスが接続されているネットワークの種類、およびそのネットワークに他のルータがあるかどうかに関する情報を提供しておくと、トラブルシューティングに役立つことがあります。 インターフェイスが ISP またはサービス キャリアに接続されている場合、サード パーティの接続と連絡先の情報を入力しておくと便利です。
図 1 では、R1 に接続されている LAN インターフェイスの設定を示します。 図 2 では、LAN インターフェイスを設定しています。
注:Gigabit Ethernet 0/1 の設定には、コマンドの省略形を使用しています。