インターフェイスの設定の確認には、複数のコマンドを使用できます。 その中で最も役に立つのは show ip interface brief コマンドです。 生成される出力では、すべてのインターフェイス、その IP アドレス、および現在のステータスが表示されます。 設定済みで接続されているインターフェイスは、ステータスに「up」、プロトコルに「up」と表示されます。 これ以外の表示は、設定または配線に問題があることを示します。
ping コマンドを使用すると、インターフェイスからの接続を確認できます。 シスコ ルータは、5 回連続して ping を送信し、最小、平均、最大のラウンドトリップ時間を測定します。 感嘆符は接続の確認です。
図 1 は show ip interface brief コマンドの出力を示したものであり、すべての LAN インターフェイスと WAN リンクがアクティブで動作可能であることがわかります。 ping コマンドにより R2 への接続を確認する 5 個の感嘆符を生成されたことに注意してください。
他には次のようなインターフェイス確認コマンドがあります。
- show ip route - RAM に格納されている IPv4 ルーティング テーブルの内容を表示します。
- show interfaces - デバイスのすべてのインターフェイスの統計情報を表示します。
- show ip interface - ルータのすべてのインターフェイスの IPv4 統計情報を表示します。
図 2 に、show ip route コマンドの出力を示します。 3 つの直接接続されたネットワーク エントリとローカル リンク インターフェイス エントリに注目してください。
copy running-config startup-config コマンドを使用して、忘れずに設定を保存します。