前の例では、192.168.1.0/24 ネットワークがサブネット化されて、次の 2 つのサブネットが作成されました。

192.168.1.0/25

192.168.1.128/25

図 1 では、ルータ R1 に 2 つの LAN セグメントがあり、それぞれがルータの GigabitEthernet インターフェイスに接続されています。 上記のサブネットは、これらのインターフェイスに接続されたセグメントに対して使用されます。 各ルータ インターフェイスが LAN 上のデバイスのゲートウェイとして機能するには、割り当てられたサブネットの有効なアドレス範囲内にある IP アドレスを各インターフェイスに割り当てる必要があります。 通常は、ネットワーク範囲で使用できる最初または最後のアドレスをルータ インターフェイスのアドレスに使用します。

最初のサブネット 192.168.1.0/25 は、GigabitEthernet 0/0 に接続されたネットワークに使用されます。2 番目のサブネット 192.168.1.128/25 は GigabitEthernet 0/1 に接続されたネットワークに使用されます。 これらのインターフェイスにそれぞれ IP アドレスを割り当てるには、各サブネットの有効な IP アドレスの範囲を決定する必要があります。

各サブネットのガイドラインは次のとおりです。

図 2 に示すように、192.168.1.0/25 ネットワークの最初のホスト アドレスは 192.168.1.1 で、最後のホスト アドレスは 192.168.1.126 です。 図 3 では、192.168.1.128/25 ネットワークの最初のホスト アドレスが 192.168.1.129 で、最後のホスト アドレスが 192.168.1.254 であることを示しています。

各サブネットの最初のホスト アドレスをそのサブネットのルータ インターフェイスに割り当てるには、図 4 に示すように、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip address コマンドを使用します。 各サブネットでは 255.255.255.128 というサブネット マスクを使用して、アドレスのネットワーク部が 25 ビットであることを示すことに注意してください。

192.168.1.128/25 ネットワークのホスト設定を図 5 に示します。 ゲートウェイ IP アドレスは、R1 の G0/1 インターフェイスに設定されたアドレス 192.168.1.129 で、サブネット マスクは 255.255.255.128 となっています。