場合によっては、サブネットごとのホスト アドレスの数は重要ではなく、一定数のサブネットが必要な場合があります。 組織が内部構造または部門の構成に基づいてネットワーク トラフィックを分離する場合などが、これに当たります。 たとえば、ある組織が、エンジニアリング部門の従業員が使用するすべてのホスト デバイスを 1 つのネットワークに配置し、管理部門が使用するすべてのホスト デバイスを別のネットワークに配置すると決定したとします。 この場合、借りるビット数を決定する際に最も重要なのはサブネットの数です。
ビットを借りた場合に作成されるサブネットの数は、2^n(n は借りるビット数)という式で計算できることを思い出してください。 サブネットの場合はすべてが使用可能であるため、求めたサブネット数から何かを差し引く必要はありません。
必要なサブネットの数と、最大のサブネットに必要なホストの数のバランスをとることが重要です。 借りるビット数を増やして追加のサブネットを作成すると、サブネットごとに使用可能なホストが少なくなります。